「階」の全12画を流れるようなアニメーションのように頭の中でイメージできるよう、構造を論理的に整理してみよう。確実なステップを頭に刷り込むことで、迷いは一掃される。
まず第1画から第3画は左側の「こざとへん」を担当する。1画目で横から斜め下へ折れ(㇇)、2画目で弓なりに膨らみを持たせて内側へ払い、3画目でスッと縦に長い軸を通す。これで文字の左側の強固な壁が完成する。
続いて第4画から第7画は「比」の部分だ。左側の「ヒ」を短い横画(第4画)、縦から跳ねる画(第5画)の順で描き、右側の「ヒ」は横画(第6画)、縦から右へ曲がって上へ抜く画(第7画)と運ぶ。左右でわずかに異なる筆づかいを意識することが重要だ。
最後に第8画から第12画で台座となる「白」を組み立てる。短い左払い(第8画)、左縦棒(第9画)、横から直角に折れ曲がる外枠(第10画)、中央の横画(第11画)、そして底を閉じる横画(第12画)で締めくくる。このリズミカルな連動こそが、バランスの取れた端正なフォルムを生み出す秘訣となる。