Q1:スコアブックで「振り逃げ」が発生した場合はどのように書きますか?
A1:振り逃げが成立した場合でも、投手には「奪三振」が記録されます。そのためスコアブック上には三振の「K(またはSO)」を記入した上で、捕手の捕逸であれば「PB(Passed Ball)」、投手の暴投であれば「WP(Wild Pitch)」を付記し、打者が一塁へ進塁した矢印を記入します。これにより、1回に3人以上のアウトを取る「1イニング4奪三振」という珍しい公式記録が成立することがあります。
Q2:メジャーリーグ中継で「KKKKK」と連続して表示されるのはなぜですか?
A2:テレビ中継局の演出として、その試合で先発投手が奪った累計奪三振数を視聴者に視覚的にアピールするために表示されます。空振り三振なら通常の「K」、見逃し三振なら反転させた「ꓘ」をそのままグラフィックとして並べる放送局が多く、投手がどれほど相手打線を圧倒しているかを一目で把握できるようになっています。
Q3:なぜ投手の能力を示す指標に「K/9」や「K/BB」が使われるのですか?
A3:「K/9(奪三振率)」は投手が9イニングあたりにいくつ三振を奪えるかを示し、「K/BB」は奪三振数を四球数で割った比率(制球力と球威のバランス)を示します。三振は守備陣の守備力に左右されない「投手個人の純粋な実力」が最も反映されやすいスタッツであるため、現代野球の選手評価において最重要視されています。