春日部高校の進学実績を精査すると、単に合格数だけを追う進学校とは一線を画す特徴が見えてきます。東京大学への合格者数は年度により5〜10名程度をコンスタントに輩出しており、京都大学、東北大学、北海道大学などの旧帝国大学、さらに東京科学大学(旧東工大・東京医科歯科大)や一橋大学、筑波大学、埼玉大学といった難関国立大に分厚い合格層を誇ります。
理数教育の拠点として文部科学省からSSH(スーパーサイエンスハイスクール)指定を受けている点も、進学実績に直結しています。独自の研究開発プログラムや海外研修、課題研究の成果は、総合型選抜や学校推薦型選抜での難関大突破にも強い武器となっています。
私立大学群では、早稲田大学・慶應義塾大学・東京理科大学・上智大学の「早慶上理」に毎年延べ200名以上が合格。明治大・青山学院大・立教大・中央大・法政大といった「MARCH」にも多数の合格者を出しています。特筆すべきは、安易な私立専願への移行を推奨せず、最後まで5教科7科目を学び抜く国公立型カリキュラムが徹底されている点です。