ネット上のSNSや動画サイトでは、本件に関して事実と異なる情報や極端な言説が散見されます。ここで主な誤解を是正しておきます。
誤解1:「伝法院通りが完全に消滅し、観光できなくなった」
これは完全な誤りです。立ち退きとなったのは「区道上に設置されていた一部の露店由来店舗」であり、通りの道路そのものや、沿道に建つ固定店舗ビル、老舗飲食店、景観照明などは存続しています。現在も浅草屈指の人気散策ルートとして機能しています。
誤解2:「行政が一方的に老舗を追い出しただけの横暴である」
一面的な同情論がネットで拡散されがちですが、実態は行政側も約10年以上にわたり協議と移転模索を重ねていました。消防法の改正や大規模災害時の避難経路確保という「人命に関わる公衆安全の要請」と、道路法上の公平性を担保するためのやむを得ない法的措置という側面を無視することはできません。