検索市場やファンの間で最も頻繁に投げかけられる疑問が「貴闘力の息子は何人いて、そのうち何人が大相撲の力士なのか」という点です。結論から述べると、貴闘力(本名:鎌苅忠茂)の実子は男ばかりの「四兄弟」であり、そのうち大相撲の現役力士として土俵に上がっているのは3人です。
四兄弟は長男・幸男(ゆきお)、次男・幸林(たかばやし)、三男・幸之介(こうのすけ)、四男・幸成(こうせい)。いずれも母方の祖父である大鵬(納谷幸喜)の姓である「納谷」を名乗っています。このうち次男、三男、四男の3名が祖父ゆかりの大嶽部屋へ入門し、角界でしのぎを削っています。長男の幸男だけは相撲の道を選ばず、2メートルを超える規格外の体躯を武器にプロレスラーとしてリングに立っています。
3兄弟が大嶽部屋を選んだ背景には、祖父である大鵬が興した「大鵬部屋」の系譜を継ぐ場所であるという宿命的な結びつきがありました。貴闘力も現役引退後は第16代大嶽親方として同部屋の師匠を務めていましたが、2010年の野球賭博問題によって日本相撲協会を解雇処分となりました。少年期に家庭の激震を経験しながらも、兄弟たちは相撲の名門・埼玉栄高校などで着実に実績を積み上げ、次々と角界の門を叩いたのです。