セリアが展開するジェルネイルの総色数は、定番色から特殊テクスチャー、季節限定品までを含めると延べ100色以上にのぼります。ただし、店頭の什器に並ぶのは物理的なスペースの都合上、常時70〜80色前後に絞り込まれています。この限られた陳列枠を維持するため、メーカー側は極めてシビアなスクラップ・アンド・ビルドを繰り返しています。
ネット上で「昨日まであったカラーが急に消えた」「何軒ハシゴしても見つからない」と騒がれる現象の多くは、単なる欠品ではなくセリアジェルネイル廃盤色への指定が原因です。流通関係者の証言によると、セリアのコスメラインは年に2回(春・秋)の大規模な棚割り改編を実施しており、売上データの下位20%前後のアイテムが自動的に終売候補リストへ送られます。さらに、ホリデーシーズンや春夏向けに投入される限定カラーは「初回ロット完売をもって終了」という契約になっているケースが多く、これが「幻のカラー」を生み出す温床となっています。
「廃盤」と「一時的な欠品」を見分ける決定的なサインは、店頭陳列棚のプライスカードです。什器のフック部分に貼られた商品名バーコードの上に「発注停止」を示す小さな印字が入っている場合、あるいは商品カード自体が撤去されて隣の定番品が2列陳列に広げられている場合は、すでにメーカー側の在庫が底をつき、二度と再入荷しない可能性が極めて高いと言えます。