松の剪定時期は年2回が命運分ける!失敗防ぐ手入れ手順【2026】

松の剪定時期は年2回が命運分ける!失敗防ぐ手入れ手順【2026】

松の剪定時期は年2回が命運分ける!失敗防ぐ手入れ手順【2026】の最新情報を解説します。専門的な知識がチェックできます。

ひと口に「松」と呼んでも、庭木として植えられている代表種には「黒松(クロマツ)」「赤松(アカマツ)」「五葉松(ゴヨウマツ)」の3種類が存在し、それぞれ樹勢も剪定に対する耐性も明確に異なります。同じ感覚でハサミを入れると、樹勢を損ねる原因になります。

樹種手入れの適期主な作業内容と残す葉の目安作業難易度・管理上の留意点黒松(雄松)春:5月中旬〜6月
秋:10月下旬〜12月みどり摘み+秋のもみあげ。
1芽あたり7〜8対(14〜16枚)の葉を残す。芽吹きが強く剛健だが、放置すると枝が暴れやすい。年2回の手入れが必須。赤松(雌松)春:5月上旬〜5月下旬
秋:10月〜11月みどり摘み+秋のもみあげ。
黒松よりやや多めの8〜10対の葉を残す。幹が赤く葉が柔らかい。樹勢が黒松より繊細なため、強いむしり取りは厳禁。五葉松春:5月下旬〜6月上旬
秋:11月〜12月伸びた新芽の先端を1/3〜1/2折る。
古葉取りは軽く行い葉を残し気味にする。成長が非常に遅い。強い透かし剪定を行うと回復に数年かかるため控えめに行う。

海岸線に多く自生する黒松は「雄松(オトコマツ)」とも呼ばれ、潮風に耐えうる強靭さと太く硬い針葉を持っています。芽吹く力が極めて旺盛なため、春のみどり摘みで強い芽を完全に根元から折り取り、弱い芽を残すという厳格な勢力調整が必要です。

対照的に、山地に自生する赤松は「雌松(オンナマツ)」と呼ばれ、幹肌の赤みと柔らかい針葉が特徴です。黒松ほど樹勢が激しくないため、みどり摘みでもみあげでも葉をむしりすぎない配慮が求められます。

庭園や盆栽で人気の五葉松は、一箇所から5本の針葉が出る種です。五葉松は成長スピードが極めて遅く、一度樹勢を落とすと元に戻すのに膨大な年月を要します。他の2種のように「葉を大胆にしごき落とす」ようなもみあげは行わず、枯れ葉を軽く払い落とし、伸びすぎた新芽の先端を指先で軽く折る程度の優しい手入れがセオリーです。

阿部 裕樹
著者

阿部 裕樹

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。