台湾語の「ありがとう」は謝謝じゃない?現地で心掴む多謝の真実

台湾語の「ありがとう」は謝謝じゃない?現地で心掴む多謝の真実

台湾語の「ありがとう」は謝謝じゃない?現地で心掴む多謝の真実について見逃せない 事実を厳選して解説いたします。

では、日本人旅行者が実際に台湾語を使ってみた際、現場ではどのような化学反応が起きるのでしょうか。台北の士林夜市、台南の花園夜市、さらには高雄市内の個人タクシーで実施した独自ヒアリングと現地観察から、台湾語挨拶に対する現地の反応を検証しました。

台南市内で創業40年を数える担仔麺(タンツーメン)の店主(60代男性)は、目を細めながら次のように証言します。

「日本人観光客のほとんどは英語か『シェシェ』だよ。それでも礼儀正しくて嬉しいけれど、帰り際に『ドーシャ!』と言われた瞬間は鳥肌が立つね。『おっ、台語がわかるのかい?麺は美味しかったかい?』と、思わず煮玉子をもう1個サービスしたくなるよ」

また、旅行コミュニティやネット掲示板(PTT、知恵袋)に寄せられた体験談を精査すると、台湾語で感謝を伝えた後に返ってくる「返事」を聞き取れずに戸惑うケースが散見されます。相手が何と返答しているのかを知っておくことは、円滑なコミュニケーションに不可欠です。

台湾語ありがとう返事の言い方として、現場で耳にする代表的なフレーズは以下の通りです。

  • 免客気(ビエンケキ/bián-kheh-khì):「どういたしまして(遠慮しないで)」。華語の「不客氣(ブーカオチー)」に相当する最も標準的な返し。
  • 無代誌(ボーダイチー/bô-tāi-chì):「何でもないよ、大丈夫だよ」。英語の「No problem」に近いニュアンスで、タクシーの運転手や夜市の店員が最もよく口にする砕けた表現。
  • 哪裡哪裡(ナーリナーリ):華語混じりで「いえいえ、とんでもない」と謙遜する際の定番表現。

旅行をより実りあるものにするため、感謝とセットで覚えておきたい台湾語日常会話詳細まとめおよび台湾旅行で通じる挨拶フレーズとして、「こんにちは」を意味する「リーホー(Lí-hó/你好)」や、乾杯の合図である「ホータラ(Hó-ta-lah/飲勝)」が挙げられます。入店時に「リーホー!」、会計時に「ドーシャ!」と声をかける。これだけで、一般的なツアー客とは一線を画す現地との一体感が生まれます。

小林 直樹
著者

小林 直樹

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。