田井ノ瀬グラウンドを巡る情報において、一般に最も誤解されているのが「河川法に基づく河川敷地の法的性質」です。
多くの利用者は「市営の一般公園」と同じ感覚で利用しがちですが、河川敷グラウンドは第一義的には治水・洪水を安全に流下させるための高水敷(こうすいしき)です。したがって、恒久的な屋根付き建造物や強固なフェンスを増設することは河川法上、極めて厳しく制限されています。ネット上で「設備投資が少なく放置されている」という不満の声が見受けられますが、これは行政の怠慢ではなく、出水時に流水の阻害物とならないための法的な安全配慮にほかなりません。
また、「誰でもいつでも自由に場所取りできる」という誤認もトラブルの引き金となっています。地域の野球連盟や体育協会、自治体などを通じた事前の利用調整や届け出が必要な時間帯が存在するため、無許可での独占利用は厳に慎まなければなりません。