ネット上の掲示板やSNSでは連日、住宅街に突如出現した施設に対する苦情が噴出しています。特に槍玉に挙げられるのが、中国民泊トラブルとして社会問題化している騒音やゴミ投棄、そして共用部の無断占拠です。
現場取材で見えてきたのは、日本国内の法規を意図的に無視した「アンダーグラウンド運営」の実態です。多くのトラブル物件では、物件オーナーが日本に常駐しておらず、現地不在の中国人オーナー民泊を代行業者が遠隔で杜撰に管理しているケースが目立ちます。清掃業者が夜間にゴミ袋を路上へ放置したり、数十人規模の団体旅行客が住宅街の深夜にスーツケースを引きずりながら大声で通話したりするなど、生活環境の破壊が近隣住民の怒りを買っています。
さらに深刻なのは、日本の予約プラットフォームには掲載せず、中国国内向けのSNSや専用アプリのみで集客を行う閉鎖的なネットワークです。地域コミュニティから完全に隔絶された密室空間が形成され、トラブルが起きても責任者の所在が掴めないという「管理のブラックボックス化」が、問題を泥沼化させる最大の要因となっています。