音楽活動の休止後、彼女が選んだ道は平坦ではなかった。ポップスターからファッションデザイナーへの転身は、批評家たちから冷ややかな目で見られることも多かった。しかし、彼女は言葉ではなく圧倒的なクオリティでその疑念を拭い去ってみせた。
自身の名を冠したブランド「ヴィクトリア・ベッカム」を設立すると、徹底的な仕立てへのこだわりと洗練されたシルエットでモード界を唸らせた。今やパリ・ファッションウィークの常連となり、彼女のコレクションはファッション業界の権威からも高い評価を獲得。単なるタレントブランドの枠を飛び越え、世界中の女性を魅了する本格ラグジュアリーブランドとして不動の地位を打ち立てた。