ネット上ではしばしば「2000年代前半はジャニーズが独占していた」という認識が広がっているが、実際の2005年年間ランキングを精査するとその認識は明確に誤りだ。
確かに修二と彰(ジャニーズ)が年間1位を獲得したことは事実だが、TOP10には倖田來未・ORANGE RANGE・Mr.Children・森山直太朗・秋川雅史と、ジャニーズとは無関係のアーティストが多数ランクインしている。むしろ2005年の特徴は、ジャニーズ・女性ソロ・バンド・クラシック出身まで多様な音楽性が年間チャートに同居していた混在状態にある。
また「ミリオンセラーはもはや出なくなっていた」という認識も誤りで、「青春アミーゴ」の約165万枚はゼロ年代最後のメガヒットの一つとして記録される。これは2000年代後半以降の「30万枚でも年間上位」という市場縮小と比較すれば、いかに2005年が「CDバブルの残照」を享受していたかが鮮明になる。
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