ラルフローレンのクマ(ポロベア)が誕生したのは1991年のこと。デザイナーのラルフ・ローレン氏とその兄ジェリー・ローレン氏が、テディベアの愛好家であったことから、同社のデザインチームがプレッピースタイルを着せたテディベアをプレゼントしたことが起源とされています。これが限定コレクションとして一般発売されるやいなや瞬く間に完売し、今日に至る伝説のアイコンとなりました。
ポロベアバッグ人気の理由として第一に挙げられるのは、単なる「可愛いキャラクター」の枠にとどまらない、圧倒的なファッション性の高さです。クマが着用している衣装は、ポロ ラルフ ローレンの実際のコレクションを忠実に再現したもの。タキシードやダッフルコート、アイコニックなケーブルニット、さらにはトレンチコートに至るまで、糸の色や編み地にまで妥協のないこだわりが注ぎ込まれています。
さらに、多くのラグジュアリーブランドが展開するロゴアイテムとは異なり、ラルフローレンクマ刺繍バッグは「知的なユーモア」と「育ちの良さ」を同時に漂わせます。ストリートカルチャーやヒップホップシーンで熱狂的なコレクター(通称:LO-LIFE)を生み出した歴史的背景も相まって、性別やカルチャーの垣根を越えたタイムレスな価値を獲得しているのです。