広陵高校・中井哲之監督の現在と退任説の真相|名将の指導論と実績

広陵高校・中井哲之監督の現在と退任説の真相|名将の指導論と実績

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中井哲之監督自身の経歴を振り返ると、選手時代から広陵の歴史と深く結びついています。自身も広陵高校野球部でプレーし、3年春(1980年)には主将・内野手としてセンバツ準優勝を経験しました。大阪商業大学を卒業後、母校のコーチを経て1990年に27歳の若さで広陵高校野球部の監督に就任します。

就任直後の1991年春、早くも第63回選抜高等学校野球大会でチームを65年ぶりの全国制覇(センバツ優勝)へと導き、一躍その名を全国に轟かせました。その後も2003年春のセンバツで2度目の全国優勝を達成。夏の選手権大会においても、野村祐輔投手と小林誠司捕手のバッテリーを擁した2007年夏、中村奨成選手が1大会6本塁打の大会記録を樹立した2017年夏など、通算3度の準優勝を飾っています。

春夏通算の甲子園出場回数は30回を超え、甲子園通算勝利数は歴代トップクラスの40勝以上を記録。伝統校のプレッシャーを背負いながら、これほど長期にわたって全国トップレベルの勝率を維持し続けている指導者は全国でも極めて稀有な存在です。

橋本 菜々子
著者

橋本 菜々子

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。