SNSや大手レビューサイト、現場取材を通じて集約された体験者のリアルな評価を分析すると、感動の大きさとともにいくつかの明確な「つまずきポイント」が浮き彫りになってきます。
絶賛される「光の彫刻」と圧倒的な写真映え
体験者の9割以上が高評価をつけるのが、麻布台ヒルズで初公開された新作群です。無数の球体が複雑に光り輝く「Bubble Universe(バブルユニバース)」や、天井から床まで鏡とLEDが連動する「Microcosmoses(マイクロコスモス)」は、スマートフォンのカメラを構えるだけで異次元の映像美を切り取ることができます。
また、中央のメインホールに位置する「人々のための岩に憑依する滝」では、壁に触れると水の流れが自分の体を避けるように変化し、デジタルアートと身体の完全な一体感を味わえます。
「EN TEA HOUSE 幻花亭」で体験するカフェ演出
館内の一角に佇む「EN TEA HOUSE 幻花亭」は、単なる休憩所ではありません。注文した一杯のお茶がテーブルに置かれると、器の中に花々が咲き乱れ、お茶を口にして動かすと花びらが外へと散り広がっていくインタラクティブな茶体験が展開されます。SNSでも「これを見ずに帰るのはもったいない」と絶賛される人気スポットです。
不満点として挙がる「迷路の疲労感」と「暗所耐性」
一方で、低評価をつけるユーザーの声に耳を傾けると、「順路がないため同じ場所を何度もぐるぐる回ってしまった」「館内が非常に暗く、足元が見えにくくて疲労困憊した」という意見が目立ちます。地図を持たずにさまようこと自体がコンセプトであるため、効率的に全作品をコンプリートしようと気負いすぎると、精神的なストレスを感じるリスクがあります。