ネット上の掲示板やSNSでは、例年終演直後の混雑状況とネットの反応が大きなトピックになります。「行きは分散するから余裕だったが、帰りの阪神芦屋駅の改札に入るまで40分立ち往生した」「海沿いの橋を渡るボトルネックで人の波が完全に止まり、足が棒になった」という現場の悲鳴は毎年恒例の光景です。
混雑回避の決定打となるのは、フィナーレ直前の20時20分頃に席を立ち、退場の第一波として橋を渡り始めるか、逆に会場内に腰を据えて21時30分頃まで夜風に当たり、混雑ピークが霧散するのを待つという両極端のタイムマネジメントです。中途半端に終了直後の大歓声とともに動き出すと、防波堤沿いの仮設通路で数万人規模の群集流動に巻き込まれ、身動きが取れなくなります。
また、屋外フェスティバルにおいて不可避の変数となるのが雨天中止の判断です。実行委員会による判断基準は以下のプロトコルに準拠しています:
- 少雨決行:傘をささずに雨合羽で耐えられる程度の小雨であれば、花火は予定通り打ち上げられます(会場内は視界遮断や危険防止のため傘差し観覧は禁止マナー)。
- 荒天中止:台風の直撃、雷雲の接近による落雷警報の発令、または沿岸部特有の「瞬間最大風速10m/s以上の強風」が継続する場合は、観客の安全と火薬台船の固定限界から即座に中止となります。
- 発表タイミング:当日の正午(12時00分)および打ち上げ前の15時00分を目処に、公式Webサイトおよび公式SNS(X)を通じて公式アナウンスが行われます。予備日の順延設定が用意されていない年が多いため、遠方から出張や旅行を兼ねてアクセスする方は、当日の気象庁レーダーと公式告知の注視が必須です。