お馬さんの生態と感情サインの真相!なつく理由と乗馬体験の選び方

お馬さんの生態と感情サインの真相!なつく理由と乗馬体験の選び方

お馬さんの生態と感情サインの真相!なつく理由と乗馬体験の選び方を徹底追究! 知っておきたい 情報と解説を凝縮して配信します。

幼少期に誰もが一度は口ずさんだことがある童謡「おうま」。「おうまのおやこは なかよしこよし/いつもいっしょに ぽっくりぽっくりあるく」という親しみやすい歌詞で知られるこの名曲には、日本人の馬に対する深い慈しみの歴史が刻まれています。

お馬さんの童謡における歌詞の由来を紐解くと、この楽曲は1941年(昭和16年)、詩人の林柳波(はやし りゅうは)が作詞し、松島つねが作曲を手がけました。当時の日本は戦時体制下にあり、馬は軍馬として戦場へ徴発される過酷な運命を背負っていました。そうした張り詰めた時代背景の中、林柳波は母馬と子馬が寄り添って穏やかに歩む情景を描くことで、失われつつあった母子の無償の愛情と平和への静かな祈りを歌詞に託したと伝えられています。

古来、日本文化において馬は単なる使役動物ではなく、神の乗り物(神馬)として神社に奉納される神聖な存在であり、農村では「曲り屋」に代表されるように同じ屋根の下で家族同然に暮らすパートナーでした。「お馬さん」と親しみを込めて「お」と「さん」を二重に付ける日本語特有の敬愛表現そのものが、先人たちが馬に対して抱き続けてきた深い敬意と情愛の証拠なのです。

池田 達也
著者

池田 達也

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。