「パフェテラス」というフレーズを耳にした際、日本のカフェカルチャー愛好家が真っ先に思い浮かべるのは、東京・池袋に店舗を構えるパフェテラス ミルキーウェイです。関西圏の「はつが野テラス」をはじめ、旬のフルーツをテラス席で提供する地方の名店も点在しますが、単一のキラーブランドとして圧倒的な検索需要とアイコン性を誇るのは、紛れもなく池袋の地に根を下ろす同店にほかなりません。
2026年現在、池袋はアニメ・マンガ文化の世界的発信拠点としての性格を極限まで強めています。そうした都市環境の変化と見事に共鳴したのが、同店の象徴である星と宇宙をテーマにした独自の世界観でした。店内はブルーとホワイトを基調にしたドリーミーな内装で統一され、テーブルやティーポット、コースター、カトラリーに至るまで星(★)のモチーフが徹底されています。
取材班が現地を訪れた際も、制服姿の学生からカメラを手にした外国人観光客、さらにはアニメキャラクターのアクリルスタンドを携えたファンまで、客層の幅広さが際立っていました。デジタル空間で視覚的インパクトが瞬時に拡散される現代において、40年以上の歴史を持つ老舗の造形美が、一周回って「最も先鋭的で映える空間」として再定義されています。