車の下から水が垂れる原因は故障?危険度の見分け方とプロの対処法

車の下から水が垂れる原因は故障?危険度の見分け方とプロの対処法

車の下から水が垂れる原因は故障?危険度の見分け方とプロの対処法について押さえておきたい 注意点を分かりやすく解説いたします。

車の下から水 エアコンによる排水は、家庭用エアコンの室外機から水が出るのと全く同じ物理現象です。車内を冷やすため、インパネ内部に設置された熱交換器「エバポレーター」が極冷状態になります。そこに車内の生温かく湿った空気が触れると、空気中の水分が結露して水滴へと変わります。

このエバポレーター 結露水を車外へ排出するために設けられているのが「ドレンホース」です。助手席の足元付近から車体の底面に向かって伸びており、夏場の多湿な気候下ではわずか1時間のドライブで500mlペットボトル1〜2本分(500〜1000ml)の水が路面に排出されることも珍しくありません。停車した直後に助手席側の車体下からボタボタと勢いよく水が垂れていたとしても、水が無色透明で臭いがなければ、エアコンが正常に機能している証拠です。

疑問に思われやすいのが、「外気温が低い冬場にクーラーをつけていないのに水が垂れている」というケースです。実は、車の下から水 冬に発生する現象にも明快な技術的根拠があります。

冬場にフロントガラスの曇りを取るために「A/Cボタン」をONにした状態でデフロスターを作動させている場合、エアコンコンプレッサーは空気を除湿するためにフル稼働します。その結果、冬場であってもエバポレーターに結露水が蓄積し、車外に排出されます。加えて、最新のハイブリッド車(HEV)や電気自動車(EV)では、冷暖房のエネルギー効率を高める「ヒートポンプシステム」が標準化されており、外気温が低くても湿度調整のために除湿水が排出される機会が増加しています。冬の降車後に見られる澄んだ水滴も、除湿運転による正常な生理現象です。

伊藤 翔太
著者

伊藤 翔太

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。