サロンでの失敗や後悔を未然に防ぐため、編集部が現場のトリマーとともに策定した「顔スッキリスタイルへの適性判断基準」を提示します。愛犬の現在の体質やライフステージを客観的に照らし合わせてください。
【顔スッキリカットを強くおすすめできる条件】
- 日常的に涙やけや目ヤニが多く、目の周囲が赤褐色に変色しやすい犬(物理的に毛が目に入る刺激を遮断し、細菌繁殖を防止)
- ウェットフードや手作り食を好んで食べ、食後に口まわりが激しく汚れる犬(毎回の拭き取りケアが驚くほど簡易化)
- 毎日のブラッシングを極端に嫌がり、顔まわりに毛玉ができやすい犬(毛玉による皮膚の引きつれや炎症リスクを解消)
- 8歳以上のシニア期に入り、トリミング時の立ち姿勢が辛そうに見える犬(施術時間を短縮し、心肺機能への負荷を軽減)
【顔スッキリカットの導入に慎重になるべき条件】
- マズルが非常に細長く、骨格的に尖った印象を与えやすい犬(過度に毛を落とすとキツいキツネ顔になりやすいため、頬に厚みを残す工夫が必要)
- バリカン負けを起こしやすい極度の敏感肌を持つ犬(バリカン刃の摩擦熱や刺激で肌が赤くなるリスクがあるため、オールシザーでのカットを厳守)
- 毛量が極端に少なく、毛質が柔らかすぎる犬(短くしすぎると地肌が透けて見え、貧相な印象を与えてしまう危険性がある)