東久留米総合サッカー部に関して、中学生や保護者の間で根強く囁かれている「3つの誤解」について、関係者への取材をもとに検証します。
誤解1:特別推薦で入学した選手しかトップチームの公式戦に出られない?
これは完全な事実無根です。推薦で入学した選手は中学時代の実績や身体能力でリードしていることが多いのは事実ですが、東久留米総合では定期的な学内紅白戦やB・Cチームの地区リーグ戦を通じて、実力による序列の入れ替えが日常的に行われています。一般入試で入学し、1年時は下のカテゴリーだった選手が、2年秋から急成長して3年次の選手権予選で主力としてピッチに立つ例は毎年のように存在します。
誤解2:部員数が多すぎて、下のカテゴリーの選手は放置される?
部員数が100名を超えるため、指導が行き届かないのではないかという懸念もあります。しかし同校では、トップチームだけでなくセカンド、サードチームもそれぞれTリーグ(下位カテゴリー)や支部リーグ、地区ユース大会にエントリーしており、年間を通じて全員が真剣勝負を経験できる公式戦の場が整備されています。各チームに指導スタッフが配置され、プレー動画を用いたフィードバックなども行われています。
誤解3:総合学科だから学業はおろそかでも卒業できる?
総合学科は多様な進路希望に合わせた柔軟な科目選択ができるのが特徴ですが、単位認定や定期考査の基準は厳格です。成績不振者に対しては部活動への参加制限や補習が課されるため、「サッカーだけやっていれば良い」という甘い考えは通用しません。文武両道を実践できなければ、最終的な進路選択で自らの首を絞めることになります。