膨大な臨床データと患者の実情を踏まえた、漢方薬による花粉症対策の総合判断基準を提示します。
漢方薬を選択すべき人
- 抗ヒスタミン薬を飲むと強い眠気や集中力低下(インペアード・パフォーマンス)を感じる人
- 自動車の運転、精密機械の操作、長時間のPC作業や重要な試験を控えている人
- 透明でサラサラした水のような鼻水が止まらず、温かいお茶を飲むと一時的に楽になる人
- 西洋薬の点鼻薬や目薬と併用しながら、内服薬の眠気リスクだけを排除したい人
漢方薬の服用に慎重になるべき人
- 過去に漢方薬を飲んで胃もたれ、食欲不振、吐き気などの胃腸障害を起こした経験がある人
- 高血圧症、心臓病、甲状腺機能亢進症などの持病があり、麻黄(エフェドリン)の摂取に制限がある人
- すでに複数の処方薬(特に甘草を含む医薬品や利尿剤)を長期服用している人
- ドロッとした黄色い粘り気のある鼻汁や副鼻腔炎の併発が疑われる人(処方設計が変わります)