2026年の西東京大会トーナメント表の頂点を極めたのは、盤石の継投策と勝負強い打線を誇る東海大菅生でした。明治神宮球場で行われた決勝戦は、日大三高との伝統校対決となり、両校一歩も引かない緊迫した投手戦が展開されました。
試合が動いたのは6回裏。東海大菅生は相手エースのわずかな制球の乱れを見逃さず、クリーンアップの連打で先制点を奪取。日大三高も8回表に伝統の強打を発揮して同点に追いつき、球場全体のボルテージは最高潮に達しました。しかし、その直後の8回裏、東海大菅生は二死二塁の好機から右中間を破る適時三塁打を放ち勝ち越しに成功。最終スコア東海大菅生 3 - 2 日大三高という僅差の激闘を制し、歓喜の輪がマウンド上に広がりました。
敗れた日大三高の監督は試合後の共同記者会見で、「選手たちは最後まで一歩も引かずに攻め抜いてくれた。紙一重の差だったが、その1本の差を埋めるのが我々の今後の課題」と語り、悔しさを滲ませつつも選手たちの奮闘を称えました。強豪ひしめくブロックを勝ち抜き、見事に甲子園西東京代表校の切符を手にした東海大菅生の戦いぶりは、まさに激戦区の覇者にふさわしい堂々たるものでした。