声の仕事で広く親しまれる一方、本分である俳優業においても数々の名作ドラマ・映画で欠かせない名バイプレイヤーとして足跡を残しています。
NHK連続テレビ小説『信子とおばあちゃん』(1969年)で注目を浴びた後、NHK時代劇『天下御免』(1971年)やTBSの名作青春群像劇『青が散る』(1983年)などに出演。知的で繊細な青年役から、どこか影のある複雑なキャラクター、さらにはサスペンスドラマでのクセのある脇役まで、幅広い役柄を自然体で演じ切ってきました。
父・下條正巳さん譲りの確かな演技論を持ちながらも、決して型にはまらない軽やかさを併せ持つ芝居スタイルは、監督や共演者からも厚い信頼を寄せられてきました。