手作りクールネックの利用者が最も頭を悩ませるのが、「散歩中に愛犬が体をブルブルと振った瞬間、中の保冷剤が飛び出してしまう」という問題です。このストレスを解消するために欠かせない2つの構造的工夫があります。
ひとつ目は「封筒式の重なりポケット」です。保冷剤を入れる開口部をただの切れ込みにするのではなく、枕カバーのように生地を3〜4cmほど深く重ね合わせる構造にします。これだけで、犬が激しく走ったり首を振ったりしても、遠心力で外へ飛び出す心配がなくなります。
ふたつ目は「縦の仕切りステッチ」を入れることです。保冷剤を入れるスペースをひとつながりの空洞にせず、愛犬の首回りに合わせて2〜3箇所の縦ラインを等間隔で縫い入れます。これにより、保冷剤が1箇所に偏って首輪が回ってしまう現象を完璧に防ぎ、頸動脈付近を均等に冷やし続けることが可能になります。