相手が本物のデート希望者か、それとも身元を隠した業者なのか。見分けるためのサインはプロフィールの細部に潜んでいる。海外の高級リゾートで撮影された不自然に解像度の高い写真、暗号資産やFXトレードを想起させるリッチなライフスタイルのアピール、あるいは自己紹介文に最初から外部IDが記載されているケースは、ほぼ例外なく警戒すべきフラグだ。
典型的なアプローチは、マッチング後数通で「スマホの調子が悪い」「退会するから」と理由をつけて連絡先交換を迫る手口である。応じてしまった場合、誘導される先は悪質な有料サクラサイト、架空の投資プラットフォーム、あるいは高額なマルチ商法のセミナーであることが多い。
もし不審な要求を受けたら、躊躇せず即座に対処する決断力が身を守る。Tinder内でのブロック手順は明快だ。相手のメッセージ画面右上にある安全シールドアイコンをタップし、「報告してアンマッチ」を選択する。不審な理由(スパム、詐欺の疑いなど)を送信すれば、相手との接続は完全に断たれ、自身のプロフィールも相手から不可視化される。迷いや情を捨て、違和感を覚えた瞬間に遮断することが鉄則だ。