営業を終了した現在でも、宿泊予約サイトの過去ログやSNS上には、ホテルクレッセント旭川を懐かしむ声が数多く残されています。このホテルが長年にわたって熱烈なリピーターを獲得していた最大の理由は、「最上階の展望大浴場」と「地域色豊かな朝食バイキング」という圧倒的なホスピタリティにありました。
特に本館最上階に設けられていた温浴施設は、旭川市街地や晴れた日に大雪山連峰を一望できる抜群のロケーションを誇り、サウナとともに宿泊客の疲労を癒やすオアシスとして高い評価を得ていました。当時としては珍しい高層階スパの開放感は、現代のデザイナーズホテルにも引けを取らない魅力を持っていたと言えます。
また、朝食バイキングに関する口コミ評価は常に主要予約サイトで4.2点以上(5点満点)の高水準を維持していました。既製品に頼らず、北海道産米「ゆめぴりか」の炊き立てご飯、近郊農家から仕入れた新鮮な野菜のサラダバー、手作りの和惣菜や焼きたてパンなど、丁寧な仕込みが光るメニュー構成は出張族の間で「旭川で朝食を食べるならクレッセント」と語り継がれるほどでした。