ミステリだけでなく、SFや思索的青春小説、哲学的なエッセイにおいても傑出した作品を数多く残しています。
その筆頭が、押井守監督によって劇場アニメ化もされた『スカイ・クロラ』シリーズ(全6巻)です。「キルドレ」と呼ばれる永遠に大人になれない戦闘機パイロットたちの日常と空中戦を描き、生きることの意味や死生観を静謐な文体で問いかける不朽の最高傑作として国内外で高く評価されています。
また、ノンフィクション分野では『孤独の価値』や『小説家という職業』『作家の収支』など、世間の常識や同調圧力を軽やかに解体するエッセイ本がロングセラーを記録。物事の本質を客観的に見つめ直すための実践的思考法として、若い世代を中心に熱狂的な支持を集めています。