「目的地は浅草ではないから首都高で通過するだけ」と考えているドライバーも厳重な警戒が必要です。大会中、首都高速6号向島線の「向島出入口」および「駒形出入口」は完全に閉鎖されます。さらに、花火を見ようと本線上で極端な低速走行を行う車や路肩停車を阻止するため、首都高上には警視庁の高速道路交通警察隊が多数配備されます。
一般道における迂回ルートの選択も極めて困難を極めます。浅草・墨田エリアを迂回する場合、南側は蔵前橋通りや京葉道路(国道14号)、北側は明治通りへトラフィックが集中します。その結果、会場から2〜3キロ離れた主要交差点(亀戸、錦糸町、白鬚橋周辺など)でも数キロ規模のボトルネック渋滞が発生するのが恒例です。
駐車場事情についても悲惨な現実があります。会場周辺のコインパーキングは昼前の段階で満車になるだけでなく、規制エリア内の駐車場に入庫してしまうと21:30過ぎに警察のバリケードが撤去されるまで出庫が物理的に不可能になります。また、近隣の民間駐車場では「花火大会特別料金」として1日最大料金の適用を除外し、数時間で1万円を超える高額請求となる場所も散見されます。当日はマイカー、バイクでの接近を一切諦めるのが最も合理的な判断です。