単なるネットのノリとして片付けられがちなこの行動だが、防災の視点から見ると実は極めて合理的な側面を備えている。
台風接近時の基本となる防災・台風対策において、最も重要なのは「暴風雨がピークを迎える前に外出を控え、自宅で安全を確保すること」だ。コロッケを前もって買い出しに行く行為自体が、早めの帰宅と備蓄買い出しの強い動機付けになっている。さらに、高エネルギーで日持ちし、停電時にも調理不要でそのまま腹を満たせる惣菜は、非常食(ローリングストック)の手始めとしても優秀だ。気負わずにできる防災アクションとして、台風コロッケは知らず知らずのうちに人々の安全行動に貢献しているといえる。