『シロナガス島への帰還』の熱狂を経て、ファンの最大の関心事は続編となる『遙かなるニライカナイ』の動向に移っています。本作の大成功を受けて始動した続編プロジェクトも、再びクラウドファンディングを通じて多くの支援者を集め、大きな注目を浴びています。
『遙かなるニライカナイ』では、沖縄の離島を舞台に、池田とねね子の名コンビが新たな怪事件に挑む姿が描かれます。前作で確立された「孤島」「民俗的伝承」「近代の暗部」「科学とオカルトの融合」という魅力的なエッセンスを継承しつつ、グラフィックや演出面のクオリティが大幅に向上しています。
鬼虫兵庫氏が個人開発者としての強いこだわりを持ち続け、インディーズならではの自由な発想と熱量を失わずに制作を継続している姿勢は、ゲーム業界全体からも高いリスペクトを集めています。前作をクリアしたファンにとって、続編は避けて通れない必携のタイトルと言えます。
【プロの結論】向いている人・慎重になるべき人の判断基準
膨大なタイトルが存在するインディーアドベンチャーゲーム市場において、本作を手に取るべきか迷っている方に向けて、明確な判断基準を提示します。
【本作を今すぐプレイすべき人】
- 『EVE burst error』や『スナッチャー』など、90年代の骨太なサスペンスADVの雰囲気が好きな人
- 大塚明夫氏・井口裕香氏ら実力派声優陣の熱演を、濃厚なストーリーと共に味わいたい人
- 週末の数時間で映画を一本観るような、濃密なカタルシスとスピード感を求めている人
- 個性的なバディもの(頼れる探偵×天才的な記憶力を持つ変人少女)の関係性に惹かれる人
【購入に慎重になるべき人】
- 超自然現象やオカルト、SF要素を一切排除した「厳格な本格推理パズル」のみを求めている人
- 流血表現や生体実験など、グロテスク・ホラー描写に極端な耐性がない人
- 30時間以上を要するような長大なマルチエンディングRPGを期待している人