Q1:市販の食パンや菓子パンはすべて超加工食品ですか?
A1:市販のパンの多くは日持ちや柔らかさを出すために乳化剤、イーストフード、ショートニング、香料などが使われており、NOVA分類のグループ4(超加工食品)に該当します。ただし、原材料が「小麦粉、酵母、塩、水、オリーブオイル」程度で構成されたシンプルな全粒粉パンやフランスパン、添加物不使用を明記した食パンなどはグループ3(加工食品)に留まります。裏面の原材料表示が短いものを選ぶのがポイントです。
Q2:冷凍食品やレトルト食品はすべて避けるべきですか?
A2:すべてを避ける必要はありません。たとえば「冷凍ほうれん草」「冷凍ブロッコリー」「カットされた冷凍シーフード」などは単なる急速凍結処理であり、グループ1(最小限加工食品)に分類されます。一方で、電子レンジで温めるだけの唐揚げ、グラタン、保存料や人工甘味料を多用したレトルトカレーなどはグループ4に属します。素材そのものを凍結させた製品を賢く活用することは、手軽な自炊の強い味方になります。
Q3:自炊が苦手で忙しい人が、まず始めるべき現実的な対策は何ですか?
A3:まずは「液体からの超加工食品の摂取」をゼロに近づけることが最も効果的です。清涼飲料水、人工甘味料入り飲料、加糖缶コーヒー、エナジードリンクなどを水、炭酸水、無糖のお茶、ブラックコーヒーに置き換えるだけで、過剰な糖分と添加物の摂取を大きく減らせます。次に、主食を菓子パンから「おにぎり」や「焼き芋」に変えるなど、素材の原形が残っている食品への置き換えを1食ずつ進めていくのが無理のないステップです。