Q1:子供の発疹の写真を撮るとき、小児科の先生に見せやすい撮影のコツはありますか?
A1:非常に重要なご質問です。撮影の際は「発疹のアップ(接写)」だけでなく、「体全体のどの範囲に出ているかが分かる引きの写真」の2枚を撮るのが鉄則です。また、室内照明の色かぶりを避け、自然光に近い明るい場所で、影が入らないように撮影してください。発疹が出始めた日時、最も赤みが強かった時間帯のメモを添えて提示すると、医師の鑑別診断が飛躍的にスムーズになります。
Q2:発熱がなく、赤いプツプツだけが出ていて機嫌も良い場合、お風呂に入れても大丈夫ですか?
A2:本人が元気で熱がない場合でも、赤みが強い時や痒がっている時は、長湯や熱いお湯は厳禁です。体が温まると血流が増加し、ヒスタミンが分泌されて痒みや赤みが急激に悪化します。ぬるめのシャワーで汗や汚れを優しく洗い流す程度にとどめ、石鹸を使う場合はよく泡立てて手で包み込むように洗い、ゴシゴシ擦らないようにしてください。入浴後はタオルで優しく押さえるように水分を拭き取りましょう。
Q3:手足口病やりんご病の写真とそっくりですが、保育園や幼稚園には登園できますか?
A3:疾患によって登園基準が大きく異なります。日本小児科学会の指針において、手足口病やりんご病は「本人の全身状態が良好で、発熱がなく、普段通りの食事がとれていれば登園可能」とされています(りんご病は頬が赤くなった時点で感染力がほぼ消失しています)。ただし、各自治体や通われている保育園・幼稚園独自の登園停止基準が設けられている場合が多いため、自己判断で登園させず、まずは小児科医の診断書・登園許可証の要否を園側に確認してください。
Q4:かゆがって皮膚を掻き壊してしまいそうです。受診までの間にできる家庭での応急処置は?
A4:皮膚の掻き壊しは細菌感染(とびひ/伝染性膿痂疹)を併発する最大のリスクとなります。まずは保冷剤を清潔なタオルで包み、痒がる部位に優しく当てて冷やすことが最も効果的です。知覚神経が麻痺し、血管が収縮して痒みが一時的に鎮まります。また、爪を短く滑らかに切りそろえること、寝ている間に無意識に掻いてしまう場合は薄手の綿の手袋や靴下を着用させることも極めて有効な防護策です。