「自分にも折れるだろうか」という不安は不要だ。今回の独占解説では、15センチ四方の標準的な折図用紙1枚からスタートする基本形と、上級者が感嘆する立体モデルの両方を網羅した。まずは赤い折り紙を用意してほしい。対角線の折り目をつけ、幾重にも重なる「蛇腹折り」を仕込むことで、あの特徴的な胸部のカラータイマーと筋肉の立体ラインが自然と浮き上がってくる。
基本形はわずか18ステップ。ハサミを使わずに頭部のツノ(ウルトラホーク状のシルバートップ)を立体化させるポイントは、角の引き出し技法にある。紙の裏面の「白」をうまく反転させることで、銀色と赤のコントラストを忠実に再現できる仕組みだ。
一方、公式監修の超難易度モデルになると工程は100を超えてくる。指先ではなく竹串やピンセットを駆使し、紙の厚みを考慮しながら折り重ねる極限の作業。怪獣を倒す勇姿を卓上に立たせた瞬間、手の中に宿る達成感は格別だ。今すぐ手元の紙を取って、最初の一折を始めてみよう。