華やかなイメージが先行するバラですが、本数選びにおいて最も警戒すべきは「知らずにネガティブなメッセージを伝えてしまう事故」です。花言葉の起源には、愛の歓びだけでなく、失恋、後悔、拒絶といった人間の愛憎劇が反映されており、中には受け取った側を困惑させる不吉な意味を持つ本数が存在します。
特に注意しなければならないのが15本のバラです。15本に込められた花言葉は「ごめんなさい(謝罪)」。記念日やプロポーズの場で15本を贈ると、相手に「何かやましい隠し事でもあるのか」「過ちを詫びるための花束なのか」と不要な詮索や不信感を生じさせる引き金になりかねません。
さらに、関係性に影を落とす恐れがある危険な本数として以下の組み合わせが挙げられます。
- 13本:「永遠の友情」(恋人未満の相手や友人には適しているものの、交際中や告白の場面で贈ると「友達止まりでいたい」という婉曲な拒絶と受け取られるリスクがある)
- 16本:「不安な愛」「変わりやすい愛」(相手への信頼が揺らいでいる心境を暗に示唆してしまう)
- 17本:「絶望的な愛」(破局や望みのない関係を連想させ、祝祭の場には極めて不適切)
フラワーギフトを専門に扱う都内のフローリスト取材によると、「予算や花瓶のサイズ都合で偶然15〜17本を選んでしまう男性が一定数存在する」と警鐘を鳴らします。花屋の店頭で本数を指定する際は、キリが良いからといって感覚で選ぶのではなく、ネガティブな意味を孕む本数を厳格に除外する知識が不可欠です。