渡辺大と杏の母親の現在とは?借金2億円と泥沼裁判の真相を追う

渡辺大と杏の母親の現在とは?借金2億円と泥沼裁判の真相を追う

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借金完済によって平穏を取り戻したかに見えた母子関係は、2017年、実母が実の娘である杏を裁判所に訴え出るという前代未聞の事態によって決定的な破滅を迎えました。この事実が2020年に女性セブンのスクープで公になると、世間は再び騒然となりました。

発端は、杏の個人事務所「T社」の契約問題でした。杏は節税と母親の生活保障を目的としてT社を設立し、実母・由美子さんを代表取締役に据えて、所属事務所「トップコート」からのギャラをT社経由で受け取る仕組みを構築していました。当時、由美子さんには年間2,000万円前後の役員報酬が支払われていたとされています。

しかし、2014年の夏、杏は「T社を退社し、トップコートと直接専属契約を結び直す」と通告します。その背景には、実母が再び特定の霊能者や女性祈祷師に心酔し、巨額の金銭をコンサルタント料などの名目で流出させていた事実を杏が把握したことがありました。過去の借金地獄を自らの血のにじむ努力で清算した杏にとって、母親の同じ過ちを看過することはできなかったのです。

これに激怒した由美子さんは、杏に対して「T社に所属する契約上の義務がある」「独立によって得られるはずだった20年分の利益、約12億円を失った」として、その一部である3,000万円の支払いを求める裁判を起こしました。さらに訴状の中で、母親側は杏の過去のプライベートや交際関係に関する私的なメールの内容まで暴露し、娘の社会的信用を失墜させるかのような泥仕合を仕掛けました。

この泥沼訴訟は3年におよぶ攻防の末、2020年9月に「和解」という形で決着を迎えました。表向きは円満和解と発表されたものの、関係者の証言によれば、杏側が一定の解決金を支払う代わりに、母親が二度と杏の私生活や仕事に関与しないこと、口外禁止条項を設けることなどを含めた「完全な法的断絶」を成立させる合意であったとされています。

森 瞳
著者

森 瞳

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