なぜ消えた?係り結びの法則の真相と一瞬で覚える完全攻略法

なぜ消えた?係り結びの法則の真相と一瞬で覚える完全攻略法

なぜ消えた?係り結びの法則の真相と一瞬で覚える完全攻略法の具体的な内容に迫る! 専門的な視点でまとめました。

理解度を定着させるために、実際の入試レベルを想定した練習問題に挑戦してみましょう。

【問題】次の( )内の動詞を、文脈および係り結びの法則に従って適切な活用形に直しなさい。

  1. 竹の中に、黄金付けたる竹を見つくること重なりぬ。勢ひ猛の者になりにけり。これなむ昔のこと(あり)。
  2. 名にし負はば いざこと問はむ 都鳥 わが思ふ人は ありや(なし)と
  3. 世の中に絶えて桜のなかりせば 春の心は のどけからまし
  4. 鶯の鳴くこそ、いとあはれ(なり)。

【解答と解説】

  1. 正解:ある
    直前に係助詞「なむ」があるため、文末の動詞「あり(ラ変)」は連体形になります。「あり」の活用は「ら・り・り・る・れ・れ」なので連体形は「ある」です。
  2. 正解:なし(または「なき」の省略形)
    係助詞「や」がありますが、この和歌では「ありやなしや(あるのかないのか)」という対句表現になっています。「ありやなしや(あるやなきや)」の文末が省略された形であり、形容詞「なし」の連体形「なき」または終止形「なし」のまま連体形相当として機能しています。
  3. 正解:まし(※引っ掛け問題)
    文中に「ぞ・なむ・や・か・こそ」の係助詞が存在しません。反語・ためらいの助動詞「まし」の終止形「まし」のまま結ばれます。係助詞の有無を常に確認する習慣が重要です。
  4. 正解:なれ
    係助詞「こそ」があるため、形容動詞「あはれなり(ナリ活用)」は已然形になります。ナリ活用の已然形は「なれ」となります。
斉藤 蓮
著者

斉藤 蓮

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。