立ちくらみとめまいの違いとは?潜む重大リスクと受診先の見極め方

立ちくらみとめまいの違いとは?潜む重大リスクと受診先の見極め方

立ちくらみとめまいの違いとは?潜む重大リスクと受診先の見極め方の真相について、専門知識を基に徹底解説します。

医学的な見地から整理すると、立ちくらみとめまいは「生じている現象」がまったく別物です。あいざわ循環器内科やよし耳鼻咽喉科などの臨床報告によると、両者の差異は主に「血流の急変」か「平衡感覚の狂い」かという点に集約されます。

まず「立ちくらみ」は、医学的には「眼前暗黒感(がんぜんあんこくかん)」と呼ばれます。座った状態や寝転んだ姿勢から急に立ち上がった際、重力によって血液が下半身に滞り、心臓から脳へ送られる血液量が瞬間的に減少することで生じます。視界から色が抜けて真っ白、あるいは真っ暗になり、気が遠くなるような脱力感を覚えるのが特徴です。

これに対し「めまい」は、自分の身体と空間の位置関係を把握する「平衡機能」の異常によって起こります。目を開けると天井や壁がぐるぐる回転して見える、あるいは地面がスポンジのようにふわふわと揺れて足元がおぼつかないといった感覚です。立ち上がった瞬間だけでなく、じっと座っているときや横になっているときでも発症するのが立ちくらみとの大きな境界線です。

鈴木 陽菜
著者

鈴木 陽菜

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