過去に延滞を経験したり、他社の審査に相次いで落ちてしまったりした場合、一般的な流通系カードに無闇に申し込むのは危険です。そうした状況下で確実な突破口となるのが、「独自審査の消費者金融系カード」と「デポジット型クレジットカード」の2系統です。
現在の返済力を重視する「ACマスターカード」の審査実態
アコムが発行する「ACマスターカード」は、一般的なクレジットカード会社とは異なる与信判断を行っています。信販系や銀行系が「過去の信用履歴(クレジットヒストリー)」を極めて重視するのに対し、消費者金融系カードは「現在、安定した収入があり返済能力を有しているか」という現況をスコアリングの中心に据えています。
SNSやコミュニティの生の声を見ても、「他社で否決が続いたが、アルバイトの月収実績のみで発行できた」「自動契約機(むじんくん)で即日発行できた」という報告が多く寄せられています。ただし、ショッピング枠とキャッシング枠が一体化している点や、リボ払い専用設計である点には留意が必要であり、手数料を抑えるためには初回支払い時に一括精算する使いこなしが求められます。
確実なクレヒス修行を可能にする「デポジット型」のメカニズム
信用情報機関に異動情報が残っている期間中(いわゆる喪中)であっても、ほぼ確実にクレジットカードを保有できる手段がデポジット型です。代表格である「Nexus Card」や「ライフカード(デポジット型)」は、事前に利用可能枠と同額(例:5万〜10万円)の保証金を預け入れる仕組みを採用しています。
カード会社にとっては貸倒リスクがゼロであるため、審査基準は極めて寛容です。デビットカードやプリペイドカードと異なり、利用実績が毎月しっかりとCICに「$」マークとして記録されます。つまり、デポジット型を数ヶ月〜1年間利用して着実にクレジットヒストリーを積み上げる(クレヒス作り方)ことによって、将来的に一般カードの審査へ堂々と通過するための強力な足がかりを作ることができます。