西城さんの容体が急変したのは、2018年4月25日の夜でした。家族とともに自宅で夕食を囲み、団らんを過ごしていた最中に突然意識を失い、横浜市内の大学病院へ救急搬送されました。
公式発表による死因は急性心不全。搬送後は意識が戻ることはありませんでしたが、家族や関係者によると、病室では秀樹さんのヒット曲が絶え間なく流され、美紀さんや子どもたちが耳元で「お父さん、頑張って」「みんなここにいるよ」と声をかけ続けました。
ネット上では「最期の言葉は何だったのか」という検索が後を絶ちませんが、倒れる直前の言葉は、家族に向けた「ごちそうさま」「美味しかったよ」といった日常の穏やかな言葉であったと報じられています。壮絶な闘病の末、劇的なセリフを遺すのではなく、愛する家族と過ごす温かな日常の中で静かに次の世界へと旅立ったことこそが、父親としての西城秀樹さんの真実の姿でした。そして5月16日午後11時53分、家族に見守られながら満63歳の生涯に幕を閉じました。