日本で日常の挨拶が海外でタブーに?危険なジェスチャー裏の意味

日本で日常の挨拶が海外でタブーに?危険なジェスチャー裏の意味

日本で日常の挨拶が海外でタブーに?危険なジェスチャー裏の意味に関する基本知識を初心者にも親しみやすくまとめました。今すぐチェックことができます。

身体にしみついた非言語のクセが命取りになる恐怖を描いた有名な文化的事例がある。クエンティン・タランティーノ監督の傑作映画『イングロリアス・バスターズ』の一場だ。現在もNetflixなどで世界中に配信されているこの作品では、スパイの正体が「指による数字の数え方」ひとつで見破られる圧巻のシーンが登場する。

劇中、潜入中のイギリス軍将校がドイツの酒場で「グラスを3つ」と注文する際、人差し指・中指・薬指の3本を立てた。しかし、ドイツをはじめとするヨーロッパ大陸部では、数字の「3」を手で表す際に「親指・人差し指・中指」の3本を立てるのが一般的だ。このわずかな手元の差異が命取りとなり、潜入作戦は壮絶な銃撃戦へと破綻していった。

観光やビジネスの現場でも同様だ。市場で買い物をするとき、私たちが何気なく手で示す「個数」や「金額」のサインは、渡航先の地域固有の文脈に完全に依存している。自分では正確に伝えたつもりが、全く異なる数字として処理されたり、相手を挑発したと受け取られたりする現実がある。

山本 拓海
著者

山本 拓海

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。