日本コロムビアからのメジャーデビューを経て、名実ともに邦楽ロックの頂点へ駆け上がった吉井和哉。しかし、バンドの躍進と多忙を極める生活は、次第に夫婦関係へ影を落としていきます。1992年のデビュー以降、社会現象となる中で生まれたすれ違いは、やがて修復不可能な距離感を生み出していきました。
2008年、二人は長年の婚姻関係に終止符を打ちます。一部報道では莫大な慰謝料や家を渡した噂が飛び交いましたが、実際の根底にあったのは誠実な「精算」と感謝でした。吉井自身、4人の子供を育て上げた元妻に対して深い敬意を抱いており、生活面や将来の経済的苦労をかけないための十分な配慮を行ったことが明らかになっています。愛憎劇ではなく、互いの人生を尊重した末の苦渋の選択でした。