一般的な胃もたれであれば安静や食事制限で快方に向かいますが、中には生命に関わる重篤な病態の前兆となる胃痛の危険なサインが存在します。以下の兆候が見られる場合は、決して我慢せず、速やかに救急外来や専門病院へ向かってください。
特に注意すべき警告症状は次の通りです。
・突然これまでに経験したことがないような激痛が走り、お腹全体が板のように硬くなる
・黒いタール状の便(黒色便)が出る、またはコーヒーかすのような褐色の液体を吐く
・痛みに加えて高熱、息苦しさ、冷や汗、めまいを伴う
・体重の急激な減少や、食事が喉を通らないほどの強い嚥下困難が続く
胃潰瘍の悪化による穿孔(胃壁に穴が空く状態)や消化管出血、あるいは狭心症などの心臓疾患がみぞおちの痛みとして自覚されている恐れがあります。