小児科は何歳まで受診可能?高校生・大人の真相と内科の切り替え基準

小児科は何歳まで受診可能?高校生・大人の真相と内科の切り替え基準

小児科は何歳まで受診可能?高校生・大人の真相と内科の切り替え基準について徹底解説いたします。専門家の見解をご覧ください。

インターネット上のコミュニティやSNSを観察すると、高校生の小児科受診に関して「待合室の椅子が小さくて落ち着かない」「赤ちゃん連れの親からジロジロ見られて肩身が狭い」という当事者の切実な吐露が目立ちます。また、保護者側からも「高校生の風邪で小児科に電話したら、内科を案内されて門前払いされた気分になった」という経験談が散見されます。

地域密着型クリニックの院長を務める小児科専門医は、取材に対して現場の事情を次のように明かしています。

「高校生の初診を制限する最大の理由は、医師のキャパシティと感染対策です。秋から冬の感染症流行期には乳幼児の急性期疾患が殺到し、クリニックの診察能力は限界に達します。体格が大人と同等で、一般的な成人向け総合内科でも安全に処方・診断が可能な高校生の急な風邪については、待合室の過密を防ぐため内科への案内をお願いせざるを得ないのが実情です」

一方で、医師側は「幼少期から診てきたかかりつけの患者さんであれば、高校生であっても継続して診察したい」と口を揃えます。患者側の心理的ハードルと、クリニック側の受け入れ態勢の限界が重なり合うことで、「高校生は小児科に行っていいのか」という葛藤が生み出されているのです。

中島 亮太
著者

中島 亮太

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。