プレートの上に載る料理のクオリティも一段引き上げられた。ふっくらと焼き上げられたスクランブルエッグ、ジューシーなソーセージ。和朝食派には、焼鮭やサバの味噌煮といった王道が、出汁の効いた味噌汁と小鉢を伴って運ばれてくる。かつての簡易的な朝定食のイメージは、ここにはない。
とりわけ異彩を放つのが、グループ内実力派ブランド「から好し」のから揚げを取り入れた朝メニューだ。朝から揚げ物という背徳感がありながらも、からりと揚がった軽やかな衣と秘伝タレのコクが、しっかりエネルギーを蓄えたい現役世代の胃袋を掴んで離さない。和・洋・揚げ物という多彩なポートフォリオが、世代の異なる同伴者同士の妥協を不要にしている。