親子で体を動かす楽しさの原点と言えば、NHK Eテレの長寿番組おかあさんといっしょで長年「体操のお兄さん」を務めた佐藤弘道さんの存在を外すことはできない。佐藤さんが番組やイベントを通じて全国に広めた「親子体操」の精神は、今の運動会競技のベースにも息づいている。
難しい技術はいらない。親の手のぬくもりを感じながら跳ねたり、リズムに合わせて抱き合ったりするだけで、子どもは絶大な安心感と喜びを得る。競技の合間に行われる全校準備体操やアトラクション種目には、こうしたテレビ番組の体操メソッドを取り入れる学校や園が増えており、会場全体の一体感を高める大きな力となっている。