Q1:ボロネーゼに最適な麺はなぜタリアテッレ(幅広麺)なのですか?
A1:ボロネーゼは赤ワインと粗挽き肉を煮込んだソースであり、肉の塊が大きいためです。細いスパゲッティだと肉が麺に引っかからず皿の底に滑り落ちてしまいますが、幅の広い平打ち麺であれば、表面全体でひき肉をすくい上げるように絡め取ることができるため、本場ボローニャでもタリアテッレとの組み合わせが絶対の伝統とされています。
Q2:ペペロンチーノなどのオイル系パスタで油っぽくなってしまう原因は何ですか?
A2:水分と油分が混ざり合わない「分離」が起きていることが原因です。オリーブオイルとパスタの茹で汁(デンプンを含んだ水分)を同量程度フライパン内で強めに揺すりながら加熱し、白濁したトロリとした状態(乳化)を作らないと、ただ麺を油でコーティングしただけの重い仕上がりになってしまいます。
Q3:トマト缶を使って手作りソースを作る際、酸味が強くなりすぎるのを防ぐには?
A3:トマトの酸味成分は長時間の加熱や油脂との結合によって角が取れます。オリーブオイルをケチらずに使い、トマトの水分が半分程度になるまで弱火でしっかり煮詰めるのが基本です。それでも酸味が気になるときは、砂糖をひとつまみ加えるか、みじん切りにしてじっくり炒めた玉ねぎをたっぷり投入することで自然な甘みを補うことができます。
Q4:市販のレトルトパスタソースが余った場合、冷凍保存は可能ですか?
A4:トマト系やボロネーゼなどのオイル・肉系ソースは、密閉容器やフリーザーバッグに入れて約1カ月間冷凍保存が可能です。ただし、生クリームや牛乳、ジャガイモを使用したクリーム系ソースは、冷凍すると乳化が壊れて油分と水分が分離し、ボソボソとした食感に劣化しやすいため、冷凍保存は避けて冷蔵保存の上2日以内に使い切るのが鉄則です。