美容室で思い通りの仕上がりにならなかった経験を持つ方の多くは、「エラを隠したい」という伝え方に原因があります。美容師がその要望をそのまま受け取ると、サイドに重い毛束を残してしまい、結果的にヘルメットのような重たいシルエットになってしまう事例が後を絶ちません。
サロンでの失敗を回避するための、具体的かつ確実なオーダーテンプレートを提示します。
美容室でそのまま使えるオーダーフレーズ- 「フェイスラインの直線を柔らかく見せたいので、頬からあごにかけて流れる顔周りレイヤーを入れてください」
- 「サイドの毛束を重く残すのではなく、透け感のあるおくれ毛を作って視線を縦に逃がしたいです」
- 「後頭部とトップにボリュームを出し、全体のシルエットがひし形になるようにウェイトを調整してください」
サロン帰りの質感を自宅で再現するための顔周りレイヤーのセット方法も極めてシンプルです。
- 根元のブロー:トップと前髪の根元を水で濡らし、左右両方からドライヤーの風を当てて生えグセを取り、ふんわりと立ち上げます。
- 32mmアイロンでのワンカール:顔周りのレイヤー部分を少量取り、アイロンを中間から滑らせて毛先だけを後ろ方向(リバース)へ軽く流します。
- スタイリング剤の馴染ませ方:バームまたは軽めのヘアオイルを手のひらにごく少量伸ばし、毛先の内側から手ぐしを通します。表面や前髪の毛先には余った油分をつまむように束感を作るだけで、透け感と立体感が一日中持続します。