Q1:「犬も歩けば棒に当たる」は慣用句ですか?それともことわざですか?
A1:ことわざです。「出しゃばると災難に遭う」という戒め、あるいは「行動を起こせば思いがけない幸運に巡り会う」という人生の巡り合わせ・教訓を提示しているためです。文として独立して機能している点からもことわざに分類されます。
Q2:慣用句とことわざの区別が曖昧なグレーゾーンの言葉は存在しますか?
A2:存在します。たとえば「二の足を踏む」は一般的に「躊躇する状態」を表す慣用句とされますが、文脈によっては「軽率に進むな」という教訓的ニュアンスを帯びることがあり、一部の簡易辞典ではことわざの章に掲載されることもあります。迷ったときは「基本構造が『文』として教訓を述べているか」「述語としてパーツで機能しているか」で判断するのが最も客観的です。
Q3:子どもに「慣用句」ってどういう意味?と聞かれたら、どう一言で答えるべきですか?
A3:「2つ以上の言葉が合体して、全然ちがう特別な意味に変身した『言葉のお決まりセット』だよ」と伝えてあげるのがベストです。「猫+手=めちゃくちゃ忙しい」のように、足し算では本来の意味にならない面白さを伝えると、子どもの興味を引き出せます。