番組の屋台骨として決して欠かせない存在が、クラブリーダーを務める稲垣吾郎と、彼を取り囲む子どもたちで結成された「ほん怖クラブ」だ。彼らの存在が、凍りついた視聴者の心をふっと解きほぐす。
恐ろしい再現ドラマの合間に挟まれるスタジオトーク。子どもたちの無邪気なリアクションと、それを温かく、時にはミステリアスにいなす稲垣の絶妙な距離感。「イワコデジマ……」のおまじないを唱える厳かな時間は、恐怖体験を安全に咀嚼するための不可欠な儀式なのだ。
おどろおどろしい怪談と、どこかノスタルジックなスタジオの安心感。この絶妙なコントラストの構築こそが、四半世紀近くにわたり視聴者を惹きつけてやまない最大の秘訣だろう。